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河野義行さんの言葉におもうこと [河野義行]

http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080806ddlk20040024000c.html

松本サリン事件の被害者河野義行さんの奥様が先日亡くなられた。
あれから14年。
被害者であるにもかかわらず、最初の頃には犯人と疑われたり
その精神的な苦痛は計り知れないものだったろう。
それでも、マスコミにむかって、感情をむきだしにすることもなく
かといって、完全にマスコミをシャットアウトすることなく
世の中の人々に対してもいろいろなメッセージを送ってくださっていた。
すごい人だとおもっていた。

「憎しみよりも、妻を思う気持ちにしたい」。
今回この言葉にまたあらためてすごいとおもった。

なにかを憎むこと、これはとても苦しいこと。
立場はちがうけど、自分にもおぼえがある。
晴香の意識がなくなって、高熱に苦しめられるようになったころ
誰を恨むこともできないまま
ただ自分たちの理不尽な運命を呪った。
対象になる人がいないのに、恨みの感情がつぎつぎに湧いてきて、自分を苦しめた。
あえてなにを恨んだのかといえば、神や仏だったのかもしれない。
そんな対象がはっきりしないにもかかわらず、
なにかを恨むという感情にとらわれているときは苦しくて仕方なかった。

特別誰かになにかされたわけでもない自分たちのような場合でもそうだったのだから、
もし交通事故とか、殺人とか
そんなことで、突然に最愛の人を奪われたり取り返しのつかないくらいに傷つけられたりしたなら
どんなにか相手のことを憎くおもうことでしょうか。自分は想像することしかできないけど・・
でも、その思いは、きっとどんなにか苦しいものにちがいないともおもう。
これもまた自分の想像でしかないけど・・

河野さんが最初からこういう気持ちでみえたのか、
あるいは、長い年月の間に、だんだんと気持ちがかわっていったのか。
あるいは、いろいろな気持ちをかかえながらも、自分自身にそう言い聞かせてこられたということなのか。

何冊か本を書いて見えるとのことなので
その中に、きっと河野さんのさまざまな思いが書かれているのだろう。
どのようにして、こういう気持ちになっていったのかということも、もしかしたら触れられているのかもしれない。
いつか機会があったら、読んでみたいとおもう。

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