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選挙、そして池田さんの遺した言葉 [池田晶子]

今年は夏が長く、10月に入ってからも30度を超えるような日もあったのですが・・
秋になったかな、とおもったのもつかの間、
あっという間に紅葉も散り、厳しい冬がやってきました。
本当にこのところ、夏と冬が長く、過ごしやすい春や秋が短くなってしまいましたね。

気がつけばもう師走。
ただでさえ慌ただしく落ち着かないこの時期に、
朝から賑やかな宣伝カーが次々にやってきては、大きな声で叫んでいきます。
このあたりは岐阜1区になるので、
昨日は、民主党の柴橋候補の、今朝は日本未来の党の笠原候補、そして自民党の野田(聖子)候補の宣伝カーがやってきては、「よろしくお願いします!」と、決まり文句を連呼していきました。

こういう中身のない、ただうるさいだけの宣伝カーって、ほんと意味がないのになあって、いつも思う。
意味のないことなんかやめたらいいのにと思うのだけど、慣習になってることってなかなかやめられないんだろうなぁ。。

それにしても、今回の選挙、多くの人がそうであるように、
私自身も誰に投票したらいいのか、決めかね悩んでいます。

「美しい日本を守るため・・・」とおっしゃる某政党党首。
原発を稼働し続けて、美しい日本が守れるのだろうか。
福島の人たちは原発事故のせいで、故郷の美しい自然溢れる多くの土地を奪われているというのに。

「過去の失敗を教訓に、今度こそ国民のために・・」
とおっしゃる某政党候補者。これまでのことを考えてみても、どこまで信じていいのやら。。

選挙戦をまえに、急に政党を変わる候補者が増えたり、
政策の違いがありながらも、政党同士でいっしょになってみたり・・
まあ、政治家は当選しなきゃ始まらないから、そういう気持ちはわからないでもないけれど、
言ってることがころころ変わったり、簡単に主義主張を変えたりするのは、
ほんとうに信頼していいのかと、不安になってきます。


真に国民のことを思って行動してくれる候補者がいるなら、
迷わずその方に一票を投じたいのですが・・


先日ネットを見ていたら、池田晶子さんがかつて新聞に投稿されたエッセイをみつけました。
その中に、政治家について書かれた箇所もありました。

『・・・政治家が人を動かし、政策を進める時の武器は「言葉」のはず。しかし、現在の政治の現場ほど言葉が空疎である場所はない。「命を懸けて」なんて平気で言う。言う方も聞く方も本気とは思っていない。政治家に詩人であれとは望まないが、自分の武器を大事にしないのは、自分の仕事に本気でないからだ。・・・』

14年も前に書かれた文章のようですが、今もそのままにあてはまる言葉ですね。
池田さんはこういう政治家のみならず、非難する人たちについても、厳しくおしゃってます。

『・・国民の側も、他人のことを悪く言えるほどあなたは善いのですかと、私はいつも思う。・・』

『・・・世の中が悪いのを、常に他人のせいにしようとするその姿勢そのものが、結局世の中全体を悪くしていると思う。政治家が悪いと言っても、その悪い政治家を選んだのは国民なんだから。にわとりと卵で、どうしようもないと気づいた時こそ、「善い」とは何かと考えてみるべきだ。一人ひとりがそれを考えて自覚的に生きる以外、世の中は決して善くならない。・・・』


どの政治家の言葉も虚しく聞こえ、誰も信頼できない気がする・・
そんな風に感じている自分に対しても、どきっとさせられる言葉です。

たしかに他人のせいにしてばかり、ではなにも善くはならないですね。
忙しさの中、じっくりと考えることをつい避けがちになってしまいますが、
逃げないで、もっと根本に立ち戻って考えていかないといけないのですね。
池田さんのおっしゃることは、政治や社会に関することばかりではなくて
もっと広い意味でおっしゃっているのでしょうけれど・・

だけど、しかし、目の前の選挙、
とりあえずは、自分なりに考えて、一票の行き先をきめることにしないと・・


新聞記事のなかの文章は目黒被災さんのブログより
http://megurohisai.blogspot.jp/2011/03/blog-post_3473.html


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